突然の発表でした!
ついにソニーの高級コンデジ、 RX100 の6世代目( M6 )が 発表 されました。
発売は6月22日、価格は14万円前後。
長年RX100を使ってきまいしたが、今回のスペックは全く新しいRX100と言って良いのではないでしょうか。
なんと言ってもレンズ規格が今までと全く違います。200mmまでの高倍率ズームレンズ!
しかもカメラのサイズは今までとほぼ同じ!
RX100というカメラが、どのように優れているかは、過去にこちらで書いています。
さらにRX100M5Aまで追加発表されました(2018-7-3)
歴代と比べたRX100 M6主な特徴
特筆すべき、歴代RX100から大幅に変わった、または新しくなった点は
- ZEISS バリオ・ゾナー T*レンズ 24-200mm f / 2.8-f / 4.5
- ピクチャープロファイルHLG(Hybrid Log-Gamma)搭載で、4K HDR動画撮影
- タッチフォーカス
細かなスペックアップたくさんありますが、今回はこの3点に尽きると思います!
今まで24mm-70mmと標準ズーム域だったレンズが望遠200mmになりました。そのかわりトレードオフとしてレンズの明るさがf2.8〜と暗くなりました。この点は後で触れます。
さらに4K HDRの動画撮影ができるようになりました。HDRがどういうものかというと、明るいところ〜暗いところまでを記録したもの。
動画制作を仕事にしている僕からすると、これだけでも今回は買い替えを考えてしまいます。
今まではコントラストの低いLOGというカラープロファイルで撮影し、編集で調整して実現していたダイナミックレンジの広い画が、HDRで手軽に撮影できる。これはすごい!
高倍率ズームレンズと高速オートフォーカス
歴代のRX100は初代M1とM2が28mm〜100mm 、M3からM5までは24mm〜70mmといわゆる標準ズーム域のレンズが搭載されていました。
今回のRX100M6は、24mm〜200mmの高倍率ズームレンズを搭載しています。
トレードオフとして今まではf1.8-2.8だった明るさがf2.8-4.5と暗くなってしまいました。
これがどういう事かというと、広角24mmではf2.8が絞り開放値で、望遠200mmではf4.5が絞り開放値。
暗い場所でシャッタースピードが遅くなるのと、ボケにくくなったということでしょう。
進化した画像処理エンジンBIONZ X(ビオンズ エックス)と最新の高速フロントエンドLSIの組み合わせが、高解像と低ノイズの両立や、AF検出速度・精度の向上を実現。
と発表されているので、暗い場所では今までよりも高感度で撮影することでシャッタースピードも気にならないかも。手ぶれ補正機能も強力なので問題にならないかもしれません。
このあたりは早く実機で撮影して確認したいですね!
理想はf1.8〜か、またはf2.8通しだったら最高なのですが求めすぎです。素直に一眼レフを使いましょう。
きっと開発は大変だったでしょう。ソニー技術者の苦労を想像してしまいます。
4K HDR動画撮影
コンデジの動画撮影機能に4K HDRが搭載されるとは思ってもいませんでした。
もうこのカメラ1台でリッチな作品作りができそう!
「高倍率ズームにHDR」
今までカバンにカメラ、レンズ、モニターなど沢山の機材を入れて行動していた苦労は一体・・・。
今回発表されたHDR動画は必見です。
タッチフォーカス
ソニーαシリーズなどでは当たり前になったタッチフォーカスがついにRX100にも搭載されました!
RX100M5を購入したに、あれば嬉しい機能の一つだったのですが、ようやく実装。これですばやく思い通りのピント合わせができるようになります。
ポケットに入る最強コンパクトカメラ。これを買ったらますますミラーレスカメラの出番が少なくなりそうです。
こちらの過去記事もどうぞ。