旅のパッキングと三脚の収納(海外旅行編)

海外旅行へ行く際、キャリーバッグへの荷物の詰め込み方法に悩みませんか?何度も出し入れしながら、使用頻度の低そうなアイテムを持ち物から除外したり… もし撮影用の三脚を含めるとなると更に難題に。個人旅行、機材を最小限に押さえた撮影旅行時のLiveThere的パッキング。

旅行時の持ち物とパッキング方法がここ最近安定してきたので紹介したいと思います。パッキングと大げさなタイトルにしましたが特別な術ではなく、どのような物をどれだけ持って行っているか、三脚をどのように収納収納しているかなどをシェアしたいと思います。
普段はカメラ、レンズ、Macはバックパックに入れて航空機内へ持ち込みます。衣類や日用品、三脚などは受託手荷物として預けています。受託手荷物はローラーバッグを使います。
荷物は出来る限り小さくコンパクトにしたいですよね。僕が利用しているキャリーバッグはBurtonのWheelie Flight Deck Travel Bag(45L)。機内持ち込みも可能なコンパクトサイズです。これにカメラ三脚も収納しています。このキャリーバックはソフトバッグでありながら側面の強度もあり収納物を守ってくれます。いざという時はカメラ機材を入れて運ぶこともできます。他ブランドのキャリーバッグでも良いのですが、ローラー部分がスケートボードのウィールで出来ていて、頑丈な上に万が一旅先で壊れてもスケートショップに駆け込めば交換可能な点で長く愛用しています。

荷物はこれが全て

今回の全ての荷物がこれ

Manfrotto 755cx3ファーストレイヤー、ミドルレイヤー、Tシャツ、トレッキング用のロングパンツにショートパンツ、シャツ、パーカーなどを持って行きます。常夏から雪舞う地域までこれで対応できます。
カメラやガジェットの充電用に海外対応コンセントタップも準備します。大きくスペースをとるのですが充電できないと仕事になりません。タオルはハンドタオル1枚とスイムタオル。スイムタオルがあればバスタオルは必要ありません。もちろん常にホテル泊ならタオルすら必要ありませんよね。

カメラ三脚はManfrotto 755CX3。これに701HDVという少し古いヘッドを利用しています。カーボンで小型、それでいて安定感があるので1人での海外撮影はもっぱらこの組み合わせです。755CX3はそのままではキャリーバックに入りません。そこで755CX3のセンターポールを外し、三脚をキャリーバックへ斜めに入れます。
まずは三脚を収納することから始めます。

写真撮影用のトラベル三脚で、最初の1本としてはこちらがおすすめ。

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DSC00638Tシャツやファーストレイヤーは衣類圧縮袋に入れて圧縮。

DSC00643もしもの為の寝袋やミドルレイヤー、パンツなどを丸めて隙間を埋めるように詰め込みます。ここでのコツは出来るだけ隙間なくパズルのように。こうすることで無駄なく収納出来るだけではなく三脚を保護してくれます。

DSC00647ある程度隙間が埋まったらシャツなどシワを付けたくないものを上に重ねて、片側は完了です。

DSC00648撮影で山や地方へ行った場合に洗濯できない時のために下着類は多めに準備します。
足首に怪我の後遺症があるのでサンダルはしっかりしたものを使っています。サンダルをキャリーバッグのもう片側最下部へ入れ、その他のアイテムを隙間を埋めるように積み重ねます。バックパックの場合は重たいものを上に収納することで担いだ時に安定するのですが、キャリーバッグは倒れないように重たいものを下に入れるようにしています。

DSC00637-2そして必ず持っていくのがパタゴニアの化繊ダウンジェケット「ナノパフ」。裏ポケットにコンパクトにまとまり、また洗濯できるので便利。さらにゴアテックスのレインジャケットを持ち歩いています。ファーストレイヤー、ミドルレイヤー、ナノパフとゴアテックスのシェルを重ね着することで0度程度なら無理なく対応できます。
話はそれますがファーストレイヤーはパタゴニアのメリノウール・ベースレイヤー利用しています。洗濯できない環境で1週間着続けても臭いません。

DSC00653残りのものを詰め込んで完了です。余裕を持って収納できました。旅立つ際にジーンズ、靴、季節に合わせたトップスを着込み、この内容で半月でも1ヶ月でも十分対応できます。旅先でミーティングやパーティーに参加する予定があれば黒いパンツを履き、収納したシャツを白に変えることで解決。スーツの必要がない職種なので三脚を収納しながらもバッグサイズを抑え、コンパクトに旅に出られます。これにカメラなどを入れたバックパック、航空機内で出し入れするための小さなバッグを追加して旅の準備は完了です。

いかがでしたか?
独自のパッキング術を持っている人も多いのではないでしょうか?もっと良い方法、独自のパッキング術など、ぜひみなさんのパッキング術も教えて下さいね。

また別の機会に旅の便利アイテムについても記事にしてみたいと思います。

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この記事を書いた人

映像作家 / WEBディレクター
標高1,000mの高原にて生活。デジタルな制作環境をアウトドアフィールドの中に置き遊びと仕事の境界線を曖昧にしたライフスタイル。
ますます国籍や場所を問わない時代に。世界中どこでも生活・仕事・制作が出来るスタイルへ。

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